岩手エースに成長の山本に注目 17日、園田でSJT最終戦

[ 2013年10月11日 06:00 ]

山本聡哉騎手

 【地方競馬です!!】WSJS(11月30、12月1日、阪神)の地方代表騎手を決める「スーパージョッキーズトライアル(SJT)2013」。17日に園田で行われる最終戦へ進む12人中5人が初出場と、今年はフレッシュな顔触れになった。中でも第1ステージでかつての武者修行の地・船橋に、岩手勝利数1位(1月~8月18日までの成績)として凱旋した山本聡哉騎手(25)に注目だ。

 山本騎手が船橋で期間限定騎乗をしたのは11年1~3月。若手を対象に新たに設けられた技術研さん枠(騎手として騎乗経験8年以下、通算200勝以下)を利用してだった。南関では騎乗数の確保など苦労もあったが「人との接し方や考え方で勉強することが多かった。自分にとってかなりプラスになった」と言う。あれから2年半。昨年は岩手リーディング2位、今年は6月に「早池峰賞」で重賞初制覇し、さらにSJT初出場と急成長を遂げた。

 SJT第1ステージは9位。「まだチャンスはある。園田は初めてなのでレース映像を見てしっかり準備して臨みます」と山本騎手。船橋では周りから「聡哉、何だか大きくなったな」と声を掛けられていた。そう見えるほど本当にたくましくなった。(秋田 麻由子)

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2013年10月11日のニュース