【福島新馬戦】マイネグレヴィル圧勝!軍団早くも7頭勝ち上がり

[ 2013年7月15日 06:00 ]

福島5Rを快勝したマイネグレヴィル

 14日の新馬戦は福島5Rでマイネグレヴィル(牝=和田道)が10番人気の低評価を覆して5馬身差快勝。マイネル軍団、2歳戦での絶好調ぶりを見せつけた。

【レース結果】

 重賞のない福島で大物候補が飛び出した。マイネル軍団の牝馬マイネグレヴィルが牡馬相手の新馬戦を快勝。2番手から楽に抜け出して後続を5馬身ちぎる圧巻の勝ちっぷりに、手綱を取った嶋田は「二の脚が速く、いい位置につけられた。折り合いもついた。追ってからもしっかり。課題は何もない」と賛辞を並べた。

 馬なり調教が続いたこともあって10番人気と低評価だったが、これぞ牧場での仕上げに定評のあるマイネル軍団の真骨頂。和田道師は「入厩した時点で仕上がっていた」と自信を持って送り出した。「パドックで落ち着いていたから、嶋田には“つかまっていれば勝てるから”と話したんだ」と会心の笑み。スタートを決めてスムーズに2番手を確保。直線で追われると、みるみるうちに後続との差を広げた。以前から2歳戦での好走が目立つ同軍団だが、今年は例年以上の活躍ぶり。現2歳世代の新馬戦は早くも6勝目で、未勝利を含めると7頭が勝ち上がった。

 今年4月に死んだブライアンズタイムの産駒。師は「長い距離で真価を発揮しそう」と話したが、牝馬でこれだけの勝ち方とあっては阪神JF(12月8日)や桜花賞も視野に入ってきそうだ。「距離短縮にも対応しなければいけないかな」と師はうれしい悩みにまた笑顔。福島芝1800メートルでの新馬Vは、今年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウと同じ。来春まで目が離せない存在となりそうだ。

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