【プロキオンS】ナガラオリオン キレある末脚で重賞V狙う

[ 2013年7月3日 06:00 ]

 今週の中京メーンはダート重賞の「第18回プロキオンS」(7日)。ナガラオリオンが勢いに乗って重賞初参戦だ。

 前走は直線に坂のある阪神で、しかも力のいる良馬場で上がり3F34秒8と芝並みのタイムを刻んで豪快に差し切り。準オープンでは器の違いを感じさせる勝ちっぷりだった。菊沢助手が驚き交じりに振り返る。

 「前走はしまいの切れが凄かった。もともと上のクラスまで行きそうな雰囲気があった1頭。徐々に力をつけているんだろうね」

 降級前にも2走前の栗東S3着などオープンで好走実績があり、強敵にもまれた経験が今に生きている。この中間も順調に乗り込み、好調をキープ。菊沢助手は「勝ってからも調子は変わりない。クラスが上がって、どこまでやれるかだね」と期待をにじませる。過去の5勝のうち、4勝がこの1400メートルだ。状態の良さに加えて引き続き得意距離、そして直線が長い中京と好材料がズラリ。重賞の壁を一気に突き破るかもしれない。 

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2013年7月3日のニュース