【プロキオンS】助手と「人馬の絆」アドマイヤロイヤル必勝だ

[ 2013年7月3日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=2日】血統は競馬の醍醐味(だいごみ)の一つ。柏原はそれを実感している。馬と馬のつながりだけでなく、馬と人とのつながりも興味深い。橋田厩舎の児玉助手はかつてスズカマンボ(05年天皇賞・春)、スズカフェニックス(07年高松宮記念)などG1馬を担当。今年の春はマイネルホウオウ(NHKマイルC)、メイショウマンボ(オークス)といった、その産駒がG1制覇を成し遂げた。

 「自分が担当させてもらった馬の子がレースに出ていたら気になるし、いつも応援していますよ。走ってくれたら、うれしいもんですね」

 その児玉助手が現在、担当しているアドマイヤロイヤルがプロキオンSに出走。前走・欅Sで念願のオープン初勝利を挙げ、ここで重賞初制覇を狙う。「短期放牧を挟んで帰厩後も乗り込みは順調。千四、千六の重賞ってなかなかないし、何とかチャンスを生かしたい」と昨年2着の雪辱へ、力が入っている。

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2013年7月3日のニュース