【ダービー卿CT】好調・津村鞍上、ファイアー再燃はあるか

[ 2013年3月27日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・美浦=26日】午前5時半に跳び起き、スタンドに向かう小田は後悔していた。「寒い…」。6時の馬場開場時で3度。先週と同じ服では震え上がるわけだ。体を温めるには歩くか室内に入るしかない。と思ったら、小走りでスタンドへ入る小笠師の姿。渡りに船と追いかけた。ダービー卿CTのファイアーフロートは昨秋キャピタルS13着以来。「前走はスタートがひと息だったので、中間はゲート練習も入念に。7歳でも休養が長いので馬は若い。それに年齢とともに、いい意味で落ち着いてきた。中山も合うから」

 中山マイルは10年京成杯AHで重賞初Vの舞台。3週前の東風S(除外)も登録したように放牧明けでも乗り込みは十分。ハンデ57キロも想定内?と思いきや、師は「仕方ないのかな」と苦笑い。13着の前走含め、近3走は全て56キロで同情の余地もある。ただ、鞍上はマーチSでトップハンデ58キロのグランドシチーを優勝に導いた好調・津村だ。

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2013年3月27日のニュース