【オーシャンＳ】ミスターＸ　逃げたら強い！ハクサンムーン押し切る

　中山メーン１１Ｒ・オーシャンＳ（Ｇ３）は、単騎逃げ濃厚のハクサンムーンに◎。昨夏に参戦した新潟の直線千メートル重賞・アイビスＳＤ（４着）でも、ハナを奪ったほどの快速馬。前走の京阪杯も逃げ切り、重賞初制覇を飾った。その先行力は重賞でもトップクラス。しかも、今回は同型馬が不在。楽に先手を奪い、マイペースに持ち込めそうだ。

　当地は３歳時（５００万）に逃げ切った舞台。逃げ馬としては珍しいが、ゴール前に急坂があっても、しぶとく踏ん張れるタイプ。栗東坂路で１番時計を軽く出せるほどの脚力の持ち主で、急坂はお手の物だ。阪神、中山の芝１４００メートル以下なら、４戦全勝。その着差は全て０秒２差以上の快勝だった。得意舞台で絶好の展開に持ち込めるなら、押し切れる。

　馬単（３）から（５）（７）（８）（１１）（１５）

　阪神メーン１１Ｒ・チューリップ賞（Ｇ３）は、唯一の関東馬アユサンを狙う。デビュー２戦で見せた上がり３Ｆ３３秒台の末脚は強烈だった。前走の阪神ＪＦ（７着）は初めての右回りに戸惑い、外に膨れるロスがあった。非凡な切れ味を発揮できず力を出していない。課題の右回りも、２度目なら反撃可能だ。

　馬単（６）から（１）（４）（７）（１２）（１４）（１５）