【チューリップ賞】クロフネサプライズ　逃げ切り快勝！

　桜花賞ＴＲ「第２０回チューリップ賞」（Ｇ３、芝１６００メートル・曇良１５頭）は２日、阪神競馬場１１Ｒで行われ、武豊騎手騎乗の３番人気、クロフネサプライズ（牝３＝田所厩舎、父クロフネ、母アイアンブリッジ）が優勝した。勝ち時計１分３４秒９。

　レースはばらついたスタートから、クロフネサプライズが逃げ、２番手にウインプリメーラ、３番手にプリンセスジャック、４番手にアユサン、５番手にグッドレインボーが続く展開。

　４コーナーまで隊列は変わらず、直線に入ると、逃げるクロフネサプライズが後続を突き放し、粘り込みをはかる。２番手に続くウインプリメーラも足を伸ばすが及ばず、最後は３馬身半差でクロフネサプライズが優勝した。

　ウインプリメーラから３／４馬身差の３着となったアユサンまでが桜花賞への優先出走権を得た。

　◇クロフネサプライズ　北海道新ひだか町の上村清志氏生産。馬主は畑清介氏。戦績は６戦３勝、重賞初勝利。獲得賞金は７６７２万５千円。