【根岸S】トシキャンディ好走へ 天間師願う“流れ緩んで”

[ 2013年1月25日 06:00 ]

根岸Sにトシキャンディで挑む天間師

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、根岸Sにトシキャンディで挑む天間師を直撃した。

【根岸S】

 ――トシキャンディの最終追い切りは坂路で4F50秒3と動きました。

 天間師 状態そのものは特に変わりません。

 ――動きそのものはいかがでしたか?

 それもいつも通りという感じでした。年齢(7歳)的にもいちいち動きの良しあしを気にする必要はない馬です。

 ――前走(カペラS7着)を振り返ってください。芝からのスタートも好ダッシュで先行。

 ただ流れも速く、逃げる形には持ち込めません(2番手)でした。

 ――それでも直線、一度は抜け出してみせた。

 そうでしたね。でも差し、追い込み勢が上位を独占する流れでしたからね。あれでは最後にきつくなるのも当然だと思います。

 ――前後半が34秒2―36秒6というラップでは仕方ない?

 そういうことだと思います。もっと楽に先手を取れる競馬になれば良いのでしょうけど。

 ――そういう展開に持ち込めればプロキオンS(4走前)をレコード勝ちしたスピードが生きる。

 ハナへ行ってどこまで粘れるか?という競馬ができた時は強いところを見せてくれました。

 ――当時はファリダットやシルクフォーチュンなどを抑える競馬。

 そうなんですよ。好メンバーがそろっていましたけど、最後まで危なげなく逃げ切ってくれました。自分の形になれば強いということでしょう。

 ――プロキオンS同様、今回は左回りに戻ります。

 ただ、東京は中京よりも直線が長いですからね。正直、あまり欲を持っていくと良くないかと思っています。

 ――直線の長い東京ということでかえって流れが緩んだりすれば面白い。

 そういう流れになってくれることを願っています。

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2013年1月25日のニュース