【静岡開設記念・たちあおい賞】地元の新田が記念11勝目

[ 2013年1月22日 18:16 ]

ゴールする1着の新田康仁(1)、2着の林雄一(7)、3着の鈴木謙太郎(右端)

 競輪の静岡開設60周年記念のたちあおい賞争奪戦(G3)最終日は22日、静岡市の静岡競輪場で決勝(2025メートル、5周)を行い、新田康仁(静岡)が2分55秒6(上がり11秒6)で勝ち、2010年12月の伊東温泉以来の記念11勝目をマークした。

 レースは残り1周半から神山拓弥(栃木)が新田、林雄一(神奈川)の南関東勢を連れて先行。まくりに回った深谷知広(愛知)、鈴木謙太郎(福島)、藤木裕(京都)が中盤で競り合う展開で力をロスし、先行組の新田が最終コーナー手前から抜け出して迫る林を抑えて快勝した。2着は林、3着に鈴木が入った。

 払戻金は車連単が(1)―(7)で2270円、3連単が(1)―(7)―(4)で2万5130円だった。

 ▼新田康仁選手の話 ゴールした瞬間は雄一(林)といい勝負だったのでオーロラビジョンを見るまで勝ったのが分からなかった。神山君が先行してくれたので絶対負けられないと思った。この勝利をきっかけにG1戦の上位で戦っていけるように頑張りたい。

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