【シルクロードS】ドリームバレンチノに覇気 今年は悲願G1だ

[ 2013年1月22日 06:00 ]

始動戦となる今回も、ドリームバレンチノに対する陣営の期待は大きい

 京都のメーン「シルクロードS」(27日)組ではドリームバレンチノが新年の飛躍を期す。

 ドリームバレンチノは昨年、重賞初V(函館スプリントS)に加え、スプリンターズS3着と大きく飛躍した。今年狙うはG1タイトル。牧野助手が近況を伝えた。「リフレッシュして、ひと回り大きくなった。いい状態。休み明けにしては覇気がある」

 中間、放牧先でじっくり休養して先月12日、栗東帰厩。始動戦に向け、じっくり乗り込んだ。「使ってからピリッとしてくるタイプ」と語りつつも気合は上々。「今週ビシッとやれば仕上がる」と臨戦態勢は整っている。

 「20キロほど増えて帰ってきた。寒い時季で絞りにくく、プラス体重で出すことになりそう。汗をかいてもなかなか減らない。ただ、それは調子がいいからとも言える」。厳しい調教を課し、代謝もいいのに減らないのは、カイバ食いがいいことの証明。状態面に不安はない。

 「絶好調の状態で、また、あの馬とやりたい」。スプリンターズSの覇者ロードカナロアのことだ。ライバルはその後に香港スプリントも制し、世界へと羽ばたいた。実は昨年、函館スプリントSで対決しており、先着(カナロア2着)している。ライバルと再度、対決して実力を証明したい。そのためにも、目の前の重賞をしっかり獲りにいく。

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2013年1月22日のニュース