【有馬記念】ゴールドシップ13番歓迎 須貝師「さばきやすい」

[ 2012年12月21日 06:00 ]

 枠順決定後、投票所から真っ先に出てきたのは、4番アーネストリーの佐々木師。3頭出しで挑む前田幸治オーナーの所有馬の中では、最も内に入った。「あと2頭は8、14番か、うちのはいいところだな。他に行く馬もおらんし、腹をくくって行くかな。まあ、これから決めるわ」と逃げ宣言!?しながら、急いでその場から走り去った。

 人気を集めそうな2冠馬ゴールドシップは、外めの13番。須貝師は「いいんじゃないかな。内で詰まってしまうと、下げないといけないが、ここならさばきやすい。ペースが遅かったら、自分で動いていける」と歓迎の口ぶりだ。

 3年連続で挑戦するエイシンフラッシュは、過去2年(10年10番、11年5番)より内の1枠2番。荻野助手は「内の経済コースを通れるし良かった。ジョッキーも分かってくれているし任せるだけ」と、Mデムーロとのコンビで昨年2着のリベンジを狙う。

 池江厩舎は今年も3頭出しで厩舎連覇を狙う。最も内に入ったのはオーシャンブルー。前走・金鯱賞V時と同じ6番をゲット。川合助手は「切れ味勝負の馬。内めに入ったので、道中ロスなく立ち回れれば」と展望を語った。8番に入ったトレイルブレイザーについて「先行力が持ち味なので、前めでロスなく競馬できれば」。2年連続3着のトゥザグローリーは2年前と同じ11番。「やや外めだが、内を見ながら進めたい。中山は好走している舞台だし、冬場に強いから」と、3度目の正直で初のG1タイトルを狙う。

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2012年12月21日のニュース