王道路線をにぎわす存在 異次元の末脚タブレット

[ 2012年12月18日 06:00 ]

 朝日杯を制して2歳チャンプとなったのはロゴタイプだった。光ったのは先行力と自在性。前々での立ち回りで圧倒的な1番人気コディーノを封じた。負かした相手が相手だけに相応の評価は必要。ただし距離が延びての可能性という部分では未知だ。

 新馬戦ではタブレットの勝ち方が目を引いた。スローの瞬発力勝負の中、外へ持ち出すと大きくヨレながらも次元の違う伸び脚を披露。スミヨンは「2歳馬でなかなかいない」とホメちぎった。これは王道路線をにぎわす存在になってくる。また、ひいらぎ賞はマイネルホウオウが力でネジ伏せる格好。地味ながら実に手堅い馬だ。この世代において、各馬の力を測る物差しのような存在となってくれそうだ。

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2012年12月18日のニュース