【有馬記念】ゴールド須貝師「2冠馬として意地見せる」

[ 2012年12月18日 06:00 ]

【須貝師に聞く】

 ――いよいよ有馬記念ウイーク。菊花賞後はジャパンCをパスして、ここ一本に絞った経緯は?

 「ジャパンCっていう選択肢もあったけど3000メートルを走ったあとだしレース間隔が短すぎるから考えなかった。まだ3歳だし、どこかで抜いてやらないといけないから」

 ――中間の様子は?

 「予定通りにパワーアップしてくれている。胸前とか、菊花賞の時と比べてもまるで変わっている。いい筋肉が付いて、パドックでも体つきが全然違って見えると思う。1週前追い切りはビッシリやっておきたかったし予定通りにできた。戦闘態勢に入ったはずだし、最終追い切りは輸送を考慮した内容になる」

 ――有馬記念への思い入れは?

 「普段は競馬にあまり関心がない人でもダービーと有馬記念だけは買ったりする。それだけ注目度が高いし、一年を締めくくる大切なレース。簡単に出られるレースじゃないし、ジョッキーとして乗ったことはない。うちのオヤジ(須貝彦三・元調教師、82年ヒカリデユールでV)はこのレースを獲っているよね。自分も勝てたらいいなって思う」

 ――レースへの意気込みを。

 「古馬相手で一筋縄ではいかないけど3歳牡馬の2冠馬として意地を見せないといけない。ゴールドシップの勝負服は白と赤だし、ファンのみなさんにとってのサンタクロースになれたらうれしいね」

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2012年12月18日のニュース