【スプリンターズS】キャプテン、輸送影響に不安?

[ 2012年9月28日 06:00 ]

<スプリンターズS>芝コースで追い切るキャプテンオブヴィアス

 外国馬“第3の刺客”のキャプテンオブヴィアスがベールを脱いだ。中山競馬場のダートをまずダクで1周すると、本番と同じ芝コースへ。残り600メートル標識で緩やかにピッチを上げ、内ラチ沿いを駆け抜けた。頭が高い分、スピード感には欠ける半面、力感あふれる走り。騎乗したロケット助手は「必要な体づくりはシンガポールで済ませたので、こちらでは息遣いの確認程度。初めての右回りのコーナリング部分もスムーズに走れて満足」と穏やかな口ぶりだ。

 ただし、日本への長距離輸送の影響は否定しなかった。「(1月の)ドバイ遠征の時は3週間前に現地に入ったが、今回(20日に来日)は時間が短かった。本国にいる時より体は15キロほど減っている。食欲、水の飲みっぷりも、もう少しほしい感じだけど、馬にやる気を感じるのでそちらを信じたい」と同助手は話していた。

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2012年9月28日のニュース