【ローズS】ミスターX 2強に劣らぬスピークソフトリー

[ 2012年9月16日 06:00 ]

 阪神メーン11Rは、秋華賞トライアルのローズS(G2)。春の牝馬2冠を制したジェンティルドンナ、連続2着に敗れたヴィルシーナの2強が3度目の対戦を迎える。だが、ここはあくまで前哨戦だ。本番に向けて余力残しの状態で臨んでくるのは間違いない。

 そこで、夏の上がり馬にも付け入るスキが生まれる。過去10年で02年ファインモーション、04年レクレドールが春の牝馬2冠に未出走ながら、夏場に力を付けて実績馬を打ち負かした。

 今年は前走の札幌500万を快勝した◎スピークソフトリーが不気味。春のチューリップ賞(5着)は、ジェンティルドンナ(4着)と0秒1差の接戦を演じた。素質はここでも見劣らない。夏場にひと叩きしたのは、実績馬に比べて大きなアドバンテージとなる。春は賞金面からG1に出走できなかっただけに、ここは余計に力が入る一戦だ。

 馬単(2)から(3)(6)(7)(8)

 中山メーン11R・ラジオ日本賞は、トーセンアドミラルに◎。ここまでハナを奪ったレースは【2011】で、馬券圏外に敗れた今年のマーチSも、強豪相手に4着と崩れなかった。近走は自分の形に持ち込めないレースが続いたが、少頭数で同型不在なら巻き返せる。

 馬単(7)から(3)(4)(5)

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2012年9月16日のニュース