【北九州記念】ナワラタナ“はまれば”大仕事

[ 2012年8月15日 06:00 ]

<北九州記念>絶大な破壊力秘めるマコトナワラタナ

 マコトナワラタナは1200メートルで出走機会3連勝中。ただしモロさも同居する。寺井助手はこう指摘した。

 「千二でも掛かるから。ためれば切れるけど、ちょっとでも折り合いを欠くと止まる。51キロだし、時計的にもやれていいけど、前走(葵S1着)みたいにうまくいくかどうか」

 紙一重。普段はおとなしいのだが、何か気に入らないことがあれば騎乗者を振り落とそうとする気の強さがある。中間は放牧先で胃潰瘍を患い、帰厩が遅れた。それでも立て直しには成功。「帰ってきた時点で毛ヅヤがすごく良かった」と担当する岡崎助手が復調をアピールした。そして仕上げのタイミングを見極めている。

 「ここまで調整は納得いく感じでできています。早めに仕上げてもダメなので仕上げ過ぎないように」

 仕上げのサジ加減もまた難しい。だがはまった時の破壊力は絶大。大仕事の可能性を秘める。

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2012年8月15日のニュース