【BSN賞】アースサウンド、気温上昇で要注意

[ 2012年8月15日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・美浦=14日】午前5時、調教スタンド前の温度計は既に28度を計測。寺下はきょうも暑くなるのか、と朝一からテンションが下がっていたが、吹きつける強風のおかげで比較的過ごしやすい時間帯が続いた。暑さに弱い競走馬にとっても、この気候は望ましいはず。

 だが、新潟土曜メーン・BSN賞に出走するアースサウンドにとっては違う。和田道師は「気温が30度を超えると走るタイプなんだ。夏の牝馬だね」と気温上昇を願った。夏の新潟で【4300】と抜群の成績を残し、当レースも過去2回で2、1着。昨年このレースを勝って以降は5戦連続で2桁着順と不振続きだが、指揮官は全く悲観していない。「前走のプロキオンS(16着)は当日の気温が下がってしまった。レースまでに、他の馬がバテるぐらい気温が上がってくれれば」。8月に入ってからの新潟市の最高気温の平均は30・6度。この馬向きの暑さが続いている。今週の新潟はこの牝馬に要注意だ。

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2012年8月15日のニュース