【平安S】得意舞台で!シチーはシチーでも…

[ 2012年1月18日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・美浦=17日】外に立っていると容赦なく吹き付ける寒風に心が折れそうになるが、調教スタンドに一歩入れば眠気を誘うほど暖かい。浜田はストーブの前で暖を取る相沢師を見つけて取材開始。目当ては平安Sのグランドシチーだ。昨夏は500万条件を走っていた馬が急成長し、有馬記念当日の中山・フェアウェルSを勝ってオープン入り。「夏を境に馬がしっかりしてきた。体もグッと絞れてきたからね」と待望の重賞挑戦だ。舞台となる京都ダートは2戦2勝。2走前の北國新聞杯では3F35秒5の切れ味で豪快に差し切った。「京都は本当にはじける。G1級だって35秒台で上がってくることは、そんなにない」。今回は同じ勝負服のG1・5勝馬エスポワールシチーも参戦。「強いのは分かっているけど2キロ差ある。シチーはシチーでもグランドシチーと言われてみたいね」。上がり馬の勢いは見逃せない。

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2012年1月18日のニュース