競輪がシステム障害で中止 全国15カ所で影響

[ 2011年12月7日 17:43 ]

 競輪を統括するJKAは、投票データを中継するシステムの障害のため、7日に予定していた15競輪場のうち、ナイター開催の松山が全レース中止、順延となり、他の14カ所はレースを途中で取りやめたと発表した。

 8日は予定通り開催されるが、北陸、高知各銀行の口座を利用しての電話投票(インターネット投票含む)はできない。

 途中で中止になったのは大垣、松阪、防府、武雄が第6レース以降、前橋、千葉、川崎、静岡、奈良、高松、熊本が第7レース以降、立川、福井が第8レース以降、大宮が第9レース以降。中止されたレースの車券は返還となった。

 JKAによると、システム障害で開催にこれほど大規模な影響が出たのは初めてだという。システムの不具合により、データ通知が遅れ、払戻金の表示や発走時間などが大幅に遅れた。

 競輪のシステムを担当している車両情報センター(VIC)の平柳豊理事長は「再びこのような障害を発生させないよう万全を期します」とコメントした。

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2011年12月7日のニュース