稲村が10年ぶりの記念V 被災地支援の宇都宮競輪

[ 2011年5月9日 18:06 ]

 東日本大震災被災地支援競輪の宇都宮開設62周年記念「宇都宮ワンダーランドカップ争奪戦」(G3)最終日は9日、栃木県の宇都宮競輪場で決勝(4周、2025メートル)を行い、稲村成浩(群馬)が3分2秒9(上がり14秒3)で勝ち、2001年10月の熊本以来、10年ぶり11度目の記念優勝を果たした。

 先行した矢口啓一郎(群馬)を追走した稲村は、最終コーナーで一度は東口善朋(和歌山)と山口富生(岐阜)にまくられたが、直線で力強く追い込んで際どく差し返した。2着は山口、3着は東口だった。

 払戻金は車連単が(8)―(5)で1万2550円、3連単は(8)―(5)―(9)で6万970円。

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2011年5月9日のニュース