【松戸ＳＳシリーズ】成田がＧ１初優勝！

ＳＳシリーズ風光るで優勝し、ファンの声援に応える成田和也

　東日本大震災被災地支援競輪のＳＳシリーズ風光る（Ｇ１）最終日は５日、千葉県の松戸競輪場で決勝（６周、２０１５メートル）を行い、成田和也（福島）が２分５６秒４（上がり９秒９）で勝ち、賞金２３９０万円を獲得した。成田はＧ１初優勝。

　レースは残り３周から福島勢３選手が動き、先頭の山崎芳仁が一気にスパートして主導権を握った。３番手を追走した成田が２番手から抜け出していた伏見俊昭をゴール前でタイヤ差かわした。３着は追い込んだ大塚健一郎（大分）だった。

　払戻金は車連単が（６）―（２）で５３２０円、３連単は（６）―（２）―（８）で４万４１１０円。

　また、３日間の募金とチャリティーオークションの売り上げを合わせて８９万５６４５円の支援金が集まった。

　▽成田和也選手の話　Ｇ１を勝てたのはラインのおかげ。山崎君が先行して、あとは後ろが頑張るという流れでレースができた。福島から優勝者を出せて良かった。