【日経賞】ペルーサ始動!藤沢和師「仕事しないと」

[ 2011年3月31日 06:00 ]

ピサノシンボル(左)、ロックバルーン(中)と併せ追い切るペルーサ

 有馬記念4着以来となるペルーサは日経賞に向けて坂路の併せ馬で貫禄の動き。青葉賞以来の重賞制覇へ力が入っている。

 今年初戦を迎えるペルーサ。昨年のダービー(6着)以来、コンビ復活となる横山典を背に坂路で3頭併せを行った。前2頭を3馬身後方から追いかけ、1F13秒台のラップを刻んで徐々に差を詰めていく。最内から楽な手応えで並びかけ、併入に持ち込んでフィニッシュ。時計は4F53秒4~1F13秒5をマークした。

 藤沢和師は「先週もレッドスパーダ(高松宮記念5着)ときっちりやっているし、順調に来ているよ。体には少し余裕はあるが、輸送でちょうど良くなると思う」と感触を口にした。

 昨秋は古馬相手の中距離G1にフル参戦。天皇賞・秋では鋭い追い込みでブエナビスタに食い下がる2着に入ったが、ジャパンC(5着)、有馬記念(4着)と善戦止まりに終わった。「秋はハードな内容だったから、その後はリフレッシュさせた。同世代は年明けに1、2戦して頑張っている。ペルーサは休ませている分、ここで仕事しないとね」と藤沢和師は自信の表情を浮かべた。強力な同期対決を制してG1ロードに乗り込む構えだ。

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2011年3月31日のニュース