【京都牝馬S】アグネスワルツ上向き“前走以上”

[ 2011年1月25日 06:00 ]

重賞初タイトルを狙うアグネスワルツ

 京都日曜メーンは京都牝馬S。厩舎全休日、アグネスワルツを担当する中野厩務員は、期待十分の口ぶりで近況を語った。「日に日に良くなっている感じ。前走よりも状態はさらに上向いている」。前走のターコイズSはトップハンデ55キロを背負って果敢にハナを奪い2着。1度はかわされたかに思えた3着馬に対して、差し返す勝負根性を発揮した。

 ローズS(7着)、秋華賞(9着)にはレース後、柴田善が「春に比べてワンパンチ足りない」とコメントしていたが、前走は返し馬でまたがったときに「だいぶ戻ってきている」と感じ取ったという。「ジョッキーも前走でいい感触をつかんでくれたからね。ここを勝てば大きなところにも出たいときに出られるから」。G1に向け賞金加算は急務。前走から2キロ減の53キロで出走できるのも有利。本来のスピードを発揮して重賞初タイトルを狙う。

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2011年1月25日のニュース