【20日東京5R】ナタの切れ味トーセンエッジ

[ 2010年11月19日 06:00 ]

切れが抜群のトーセンエッジ

 【週刊ディープ】東京土曜5R(芝1800メートル)で内田を背にデビューするのがトーセンエッジ(牡=鈴木康)だ。姉は06年エリザベス女王杯を制したフサイチパンドラ。09年セレクトセールで1億1500万円で落札された。「走ると思う。追ってからが凄くいい。ナタのような切れ味なんだ」と鈴木康師は胸を張る。

 17日の追い切りに素質の一端が垣間見えた。内田を背に芝で併せ、スピード十分に直線を向いたところ、前方で他厩舎の馬3頭が、ゆったりとキャンターを行っていた。幅員8~10メートルと狭い芝コース。接触のピンチかと思われたが、トーセンエッジは狭い中をうまくすり抜け、事なきを得た。「ケガもなく、良かった。混み合う場所を経験できてレースへの勉強になったかな」と、師は前向きにとらえている。内田も「心肺機能が凄い」と話して、期待を寄せていた。

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2010年11月19日のニュース