【セントライト記念】菊まで楽しみ！疲れの取れたゲシュタルトに注目

ゲシュタルト

　秋競馬に突入しました。Ｇ１に向けてのステップレースが各所で行われる中、菊花賞のステップレースとなるセントライト記念にあのお馬さんが！皐月賞でもダービーでも取材をさせていただいたゲシュタルトです！

　皐月賞の後、状態の悪い中、京都新聞杯を快勝。そして疲れが残ったままのダービーでしたが、奮闘して４着に入りました。レース後に吉田調教助手は「皐月賞が終わってから一気に腰に疲れが出て、腰をかばって動いていたら、今度は肘付近も痛くなってしまって」と心配していました。それでも、レース経験の浅い馬が４着に入ったことには「競馬を重ねるたびに器用になっていっている。池添騎手が我慢さすことを教えてくれました」と使われながら成長している姿をうれしそうに話してくれました。

　ゲシュタルトはダービー後に放牧されて、今週のセントライト記念で復帰します。「とりあえず一度リフレッシュをしたら、秋は楽しみだと思います。スタミナもありますし」と吉田調教助手が言っていたように、疲れも取れて状態は万全。ダービー後の取材で「ゲシュタルトは中団で控える競馬を覚えたら本当におもしろそうですね？」とうかがうと、吉田調教助手も「そうですね、そしたら止まらないですからね。距離も大丈夫そうです」と残る１冠に向けて色気を出していましたよ。

　菊花賞でも期待をしていますが、まずはセントライト記念。本番で楽しみになるような走りを見せてほしいですね！今からワクワクして仕方がありません。（馬バカのウマドル・桜井聖良）