武豊「さすが」能力絶賛ローズキングダム

[ 2010年9月16日 06:00 ]

ナイスミーチュー(左)を子供扱いにする武豊騎乗のローズキングダム

 【東西ドキュメント 栗東=15日】ローズキングダムの背にいたのは武豊だった。神戸新聞杯でコンビを組むことになったニュースは15日付にあったばかりで、フランスからの帰国翌日に追い切りで実現した。「さすがG1ホース、さすがダービー2着馬の乗り味。この馬凄い」と絶賛。坂路4F53秒2~1F12秒3でセントライト記念出走予定のナイスミーチューを子供扱いにした。菱田が武豊の言葉をリップサービスでないと感じたのは取材の輪が解けた後「ダクからして雰囲気がある。あのヴィクトワールピサが2回負けているのが分からないでもない」と聞いた時だった。

 そのヴィクトワールはニエル賞で4着。「まとめて面倒みた、と思ったほどの手応え。あれで止まったのは息切れ。脚は通用するのが分かった。本番が楽しみ」と笑顔。新馬で激突した2頭は、武豊の手で日仏の地に分かれてさらなる秋の飛躍を遂げそうだ。

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2010年9月16日のニュース