【青葉賞】トゥザグローリー力強く先着

[ 2010年4月29日 06:00 ]

<青葉賞追い切り>ポリトラックコース、内田博幸騎手を背に追い切るトゥザグローリー

 トゥザグローリーを担当する市川厩務員は追い切りを調教スタンドで見守った。ポリトラックコースでウインブシドウ(3歳500万)を先行させて追走する形。「ウインも動くからね…」と少し心配そうだったが、直線手前で並びかけると見応えある追い比べからしっかり先着。力強い動きを見終えて満足げにうなずいた。時計は6F76秒2、ラスト1F11秒6と抜群のタイム。騎乗した内田博も感心しきりだ。

 「文句ないですね。体が大きいし、パワフル。軽く追っただけですが、フットワークが良くて速さを感じさせなかった」
 530キロ台の大型馬で跳びが大きいため、スムーズに走るだけで、すさまじい推進力を得られる。まだ体に絞れる余地はあるが、キャリアを積むごとに切れが出てきた。
 「攻めの時計は速いけど、道中にも余裕がありましたよ」
 内田博はこともなげに言う。落ち着きがあって、2400メートルにも不安なし。ここでどれだけの脚を使うのか。大器に対する期待は大きくなる一方だ。

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2010年4月29日のニュース