角居師しんみり「ウオッカはうちの看板娘でした」

[ 2010年3月7日 18:40 ]

 世界最高賞金を誇るドバイWCでの好走を引退の花道に、との関係者の願いもかなわず、牡馬を一蹴してきた名牝ウオッカがターフを去ることになった。愛馬の引退を発表する角居調教師は「これまでうれしいこと、つらいことをたくさん教えてくれた馬。うちの看板娘でした」と終始、しんみりとしていた。

 今後は、繁殖牝馬として再スタート。まずはアイルランドに渡り、昨年の凱旋門賞を制したシーザスターズとの種付けが予定されている。角居調教師は「ウオッカの子供も預かりたいか」と問われて「そうですね。できれば…」と、少しだけ表情を緩めた。

続きを表示

2010年3月7日のニュース