荒尾競馬で禁止薬物のニコチン検出

[ 2010年2月11日 06:00 ]

 荒尾競馬組合は2日の荒尾10、11Rでそれぞれ1着になったエーシンカマンダー(牡5=松島寿)とテイエムメデテカ(牡4=平山良)の尿から禁止薬物のニコチンが検出されたと発表した。

 レース後の尿検査で陽性反応が出たため、この2頭を管理する松島寿、平山良一厩舎は、別の管理馬計14頭について10日のレースの出走を取りやめた。2つの厩舎から2レース連続で陽性反応が出たことから採尿時などに誤って混入した可能性もあるとして、競走馬理化学研究所(宇都宮市)で詳しく調査している。同組合は競馬法違反の疑いもあるとみて荒尾署に通報した。ニコチンは馬を興奮させたり、鎮静させる効果がある。

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2010年2月11日のニュース