【シルクロードＳ】トゥーレ快勝！ノリ４週連続重賞Ｖ

　「第１５回シルクロードステークス」（Ｇ３、芝１２００メートル）は７日、京都競馬場で行われ、３番人気アルティマトゥーレ（牝６＝奥平、父・フジキセキ、母・エアトゥーレ）が２、３番手追走から、直線で楽に抜け出す横綱相撲で昨年９月のセントウルＳ（Ｇ２、芝１２００メートル）に続く、重賞２勝目を挙げた。鞍上の横山典弘騎手は４週連続の重賞制覇。勝ちタイムは１分８秒１。

　アルティマトゥーレは逃げたショウナンカザンのすぐ後ろを追走。余力十分で直線を向き、ラスト１ハロンで先頭に立つと、その後は力強い足取りで後続の追撃を封じた。昨年のスプリンターズＳ（Ｇ１、芝１２００メートル）では１番人気で５着に終わり、続く京阪杯（Ｇ３、芝１２００メートル）ではまさか８着。だが２カ月ぶりのこのレースに完勝したことで、高松宮記念（３月２８日、Ｇ１、芝１２００メートル）では再び人気を集めることになりそうだ。

　１馬身３／４差の２着は逃げたショウナンカザンが粘り通した。さらに３／４馬身差の３着はシンボリグラン。１番人気エイシンタイガーは８着、２番人気レディルージュは１５着と振るわなかった。

　▼アルティマトゥーレ　６歳牝馬、父フジキセキ、母エアトゥーレ。北海道千歳市の社台ファーム生産、馬主は社台レースホース。戦績は１３戦７勝、重賞２勝目。獲得賞金は１億８５６０万６千円。