ボンネビルレコードに熱いエール

[ 2010年1月29日 06:00 ]

 【東西ドキュメント=美浦28日】27日の交流G1川崎記念で6着に敗れたボンネビルレコードが、かつて所属していた大井・庄子厩舎へ戻る。何度も取材した浜田にとっても思い入れのある1頭。堀井師に感想を聞くと「本当に凄い馬だった。楽しませてもらったよ」と感慨深げだ。

 大井から堀井厩舎に転入して約3年。帝王賞、かしわ記念と2つのG1を制し、各地の交流重賞を転戦した。「的場(文)さんの助けもあったけど頑張ってくれた。岩手や名古屋など、全国のなかなか行けない競馬場にも連れていってもらったからね」。別れは寂しいが、8歳で現役を続行するには最良の選択でもある。「厩務員は最後まで全うしたいと思っていたから、かわいそうだけど、地方に行けば、まだまだ能力は上位。出られるレースもたくさんあるし的場さんも乗れるから…」。古巣での再出発に、師は熱いエールを送った。

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2010年1月29日のニュース