【東京大賞典】ブロッケン、ヴァーミリアンをハナ差で破る

[ 2009年12月29日 16:54 ]

 「第55回東京大賞典」(G1、ダート2000メートル)が29日、大井競馬場で行われ、2番人気のサクセスブロッケン(牡4=藤原英、父・シンボリクリスエス、母・サクセスビューティ)が1番人気ヴァーミリアンとの一騎打ちを制して、今年最後のG1を優勝で締めくくった。タイムは2分5秒9。

 スタート直後、押してサクセスブロッケンは2、3番手、ヴァーミリアンもそのすぐ後ろにつけた。スローペースの流れの中、先に動いたのはヴァーミリアン。3角から先行馬に並びかけ、直線で早めに先頭に立った。サクセスブロッケンは少し遅れて追い出し、まくり気味に直線へ。力強く末脚を伸ばし、ヴァーミリアンに襲い掛かった。ラスト100メートルからは2頭によるデッドヒート。わずかにサクセスブロッケンが前に出たところがゴール板だった。

 ヴァーミリアンはハナ差の2着、3着にはロールオブザダイスが入り、上位3頭はJRA所属馬が独占した。地方馬の最先着はセレンの4着だった。

 払戻金は単勝290円、枠複は(8)―(8)で290円、枠単は(8)―(8)で290円。馬複は(13)―(14)で280円、馬単は(14)―(13)で650円。3連複は(3)―(13)―(14)で4120円、3連単は(14)―(13)―(3)で1万1310円。ワイドは(13)―(14)が160円、(3)―(14)が1470円、(3)―(13)が1340円。

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2009年12月29日のニュース