“JRAプレミアム”計24レースになる

[ 2009年12月8日 06:00 ]

 JRAは7日、大阪市内で定例会見を開き、来年の“JRAプレミアム”対象レースを発表した。実施初年度から3年連続でスポーツニッポン賞京都金杯と中山金杯でスタート。さらに、G1当日の開催場の最終レースで実施し、計24レースとなる。

 事業部門担当の小畠理事は対象レース拡大について「いつも競馬に参加していただいているお客さまに利益還元できるように」と意図を説明。今年は東西の金杯、春秋の天皇賞、札幌記念、JCダートの計6レースだった。約50億円の原資を用意しているが、G1に適用するとレース数を絞らざるを得ない。そこで来年は対象レース数を増やし、なおかつコアなファンに報いようというわけだ。
 また、東西金杯を除く最終22レースにはサブタイトル的に当該G1の過去の優勝馬名をつける(ダービーならディープインパクトメモリアルなど)予定。JRAホームページでファンから投票を受け付け、決定する。
 なお、G1開催場で試行発売中のJRAクイックピックは来年も東西金杯当日、春のG1開催場で継続発売する。「前日発売」「夜間発売」を1~3月の冬期も実施することも併せて発表した。

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