最多タイG17勝のウオッカ 来年3月引退

[ 2009年12月8日 13:04 ]

 中央競馬で最多タイのG17勝を挙げたウオッカ(5歳牝馬)が来年3月のドバイ・ワールドカップ(アラブ首長国連邦・G1)を最後に引退することが8日、角居勝彦調教師から発表された。

 ウオッカは11月29日のジャパンカップを制し、ディープインパクトなどと並ぶ史上最多の中央G17勝を記録。しかし、レース中の鼻出血により1カ月の出走停止で年末の有馬記念に出走できず、去就が注目されていた。
 ウオッカは2007年の日本ダービーを戦後初めて牝馬で優勝するなど25戦10勝。ドバイ・ワールドカップは世界最高の賞金レースとして知られている。
 角居調教師は「ドバイがラストランになる。ジャパンカップの後は順調な経過で、放牧に出して来春に備えたい」と話した。

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2009年12月8日のニュース