【新馬戦評】タスカータ全妹テイラーは大物

　【１０日、１１日の新馬戦】土曜京都で角居厩舎から楽しみな素質馬が、また１頭デビューした。全兄に重賞３勝タスカータソルテがいるテイラーバートンが後続に５馬身差をつける逃げ切り勝ち。物見をするなど幼い面を見せながらの圧勝で将来性は高い。日曜京都のアイアムルビーは６番人気だったが、評判馬が多い中での逃げ切り。二の脚も速く、早いうちからの活躍が期待される。

　日曜東京で勝ったミッションモードは中団で追走しながら直線、早めの抜け出しで完勝。しっかりと乗り込んでいただけに仕上がりの良さが目立った。芝１４００メートルで勝ち上がった米国産馬ドロは調教で目立った動きを見せなかったが、実戦で持ち味を発揮。血統面からダートでも通用しそうな１頭だ。