【フェニックス賞】“不死鳥男”福永　今年も

　【東西ドキュメント　栗東１２日】小倉の土曜８Ｒ・フェニックス賞は話題満載だ。福永は目下、このレース騎乗機会５連勝中。コンビを組むエーシンホワイティは新馬勝ちを逃したものの、２戦目にレコード勝ちと評判の２歳馬だ。「時計の裏付けがあるというのは大事だからね。調教も動くし期待している」とその能力をＰＲしつつ自身の記録には「盛り上がってくれればそれでいい」とさわやかに話している。

　その福永の前に立ちはだかるのが武豊が騎乗するカレンナホホエミだ。菱田は橋口師のもとへ向かった。「桜花賞を目標にローテーションを組んでいきたいほどの素質。もしここを勝っても荒れ馬場になりやすい小倉２歳Ｓは使わない」と早くも来春のクラシックを意識している。土曜はこのフェニックス賞のほかにも、メーンレースに西部スポニチ賞が組まれている。忙しい１日になりそうだ。