【小倉記念】ダイシンプランぐいっと半馬身先着

[ 2009年7月30日 06:00 ]

<小倉記念>Cウッドコース、3頭併せで追い切るダイシンプラン、シルバーブレイズ、ダイシングロウ(左から)

 勢いは本物だ。博多Sを制して弾みをつけたダイシンプランがCWコース、しまい重点で6F85秒3~11秒6を計時した。このレースに出走する3頭での併せ馬。先行していたシルバーブレイズと後方からまくってきたダイシングロウの2頭が横に並ぶと素早く反応。躍動感あふれる動きをみせて、後続に半馬身差をつけて先着した。稽古を見届けた松田博師が納得の表情を浮かべた。

 「いい動きやった。馬体も前走あたりから締まってきた。いい意味で変わりなく来ている」
 休み明けだった2走前のストークSではよもやの11着。馬体減(マイナス14キロ)が響いたものの、前走では、きっちり回復(プラス8キロ)して、本来の切れ味が戻ってきた。
 「スムーズに走れば、あれくらいは走る」
 博多Sではハイペースの展開でメンバー最速の末脚で一気に突き抜けた。能力を考えれば、重賞でも好勝負必至だ。

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2009年7月30日のニュース