岡田氏がバルクの不振を分析…“飽きているのかも”

[ 2009年7月30日 08:10 ]

 【東西ドキュメント 札幌29日】大物ホースマンの登場だ。岡田繁幸・サラブレッドクラブ・ラフィアン前代表取締役社長が調教視察に訪れた。ユメユメユメ(牡2=稲葉)とマイネルパシュクル(牡2=加用)を熱心に見て回ったが、鈴木ら報道陣との会話の中心は、もっぱらコスモバルク(牡8=田部)。前走・せきれい賞(盛岡)での2着敗戦に「疲れがあったのかな。もう引退させろという声も多くて…」とショックを隠しきれない様子だったが、すぐ「オールカマー(9月27日、中山)に期待しますよ」と前を向き直した。

 岡田氏はバルクが“飽きている”ことが近走の敗因ではないかと分析する。「馬房、調教コース、稽古内容が同じでは、馬も飽きる。調教パターンに変化を付けるなどして工夫するだけで気持ちが変わる。どんなことができるか、模索中なんだ」。8歳馬が新たな刺激でよみがえるか。次走に注目だ。

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2009年7月30日のニュース