【新馬戦】12日の4レース結果

[ 2009年7月13日 06:00 ]

 ▼福島5R(芝1200メートル)単勝1・9倍の1番人気に支持されたクロフォード(牝=二ノ宮、父フジキセキ)が、好位追走から直線外を一気に突き抜けて快勝した。「前半は行き脚がつかなかったが、切れ味があるのは分かっていたので外を回していけば大丈夫と思っていた」と内田。「前の馬も手応えが良かったけど、並んでからが速かった。手応えも抜群」と余裕たっぷりに振り返っていた。

 ▼札幌3R(ダート1000メートル)中団を進んだ3番人気プレミアムストーン(牡=森、父キャプテンスティーヴ)が直線で鋭く伸び、逃げたエブリイニューデイを首差かわして快勝。岩田は「砂をかぶらないところに出したら伸びてくれた。調教でも動いていないし、能力で勝ったようなもの。まだ上積みがありそう」と潜在能力の高さを評価。森師も「入厩して、まだ1カ月で調教も動かず、まさかと思った。ダートのいい番組がないので、ラベンダー賞(25日、札幌)へ」と次走で芝に挑戦する。

 ▼札幌4R(芝1500メートル)逃げたサヤンクーの2番手で折り合った3番人気ピーチブローフィズ(牝=平田、父シンボリクリスエス)が、直線半ばで先頭に立って快勝。秋山は「(土曜の)ダートで調教に乗った時は半信半疑だったけど、返し馬の感触が凄く良かった。芝向きですね。むちゃくちゃスムーズな競馬はだったが、かなり素質を感じるので、今後はいろんなことを覚えさせたい。距離は延びても大丈夫」と将来性を感じ取っていた。

 ▼阪神4R(芝1800メートル外)マイネアロマ(牝=宮、父ロージズインメイ)が同種牡馬の産駒として記念すべき初勝利を挙げた。スタートを決めて4角を3番手で通過すると、反応良く抜け出し、直線先頭で押し切った。松山は「スタートがうまくいって、二の脚も速く、手応えがあった。折り合いは全く問題ない。最初は併せ馬みたいな感じだったけど、抜け出してからも余力があった」と笑顔を見せていた。

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2009年7月13日のニュース