良血馬が期待通りの“鬼脚”/中山5R新馬

[ 2008年12月20日 12:37 ]

 20日の中山5レース新馬戦(ダート1800メートル)は、2007年のセレクトセールで1億4000万円で取引されたフサイチエアデールの仔、サイオン(牡=堀、父・クロフネ)が1分55秒7で快勝した。

 スタートでやや出負けし、道中は前を見ながら中団を追走。3角で前に進出すると、直線では馬群を縫うように追撃を開始。残り100メートルでは3、4馬身あったベルモントガリバーとの差を一気に詰めて、ゴール寸前で差し切った。

 2着ベルモントガリバーは直線で一旦は完全に抜け出したが、サイオンの鬼脚に屈した。1番人気のフレイムプリーストは好スタートからハナに立ったが、直線で勢いを失い3着。

続きを表示

2008年12月20日のニュース