山本英俊氏 ベルモントSへの熱き思い語る

[ 2008年6月6日 06:00 ]

 藤沢和師ニヤリ――。4日に行われたベルモントS(7日、ベルモントパーク競馬場)の抽選で、5番枠(10頭立て)からのスタートが決まったカジノドライヴ(牡3)。指揮官は「外の枠は嫌だったので、真ん中ならちょうどいいんじゃないか」と満足げな表情を見せた。「前走(ピーターパンS=1着)は検疫や輸送を考えて控えめの調整に終始したが、今回は滞在でじっくり乗り込めた」と仕上がりにも自信をのぞかせている。無敗3冠を狙うビッグブラウンは最内1番枠となった。

 抽選には日本から山本英俊オーナーも駆けつけた。枠順決定直後から地元メディアの取材攻めにあったが笑顔で応対。「ビッグブラウンの3冠を阻止するかもしれないが…」との質問には「われわれがベルモントS挑戦を決めたのは1年前。その頃、ビッグブラウンはまだ1勝もしていなかったでしょう」と切り返した。

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2008年6月6日のニュース