ジョリーついに究極の時計が出た/安田記念

[ 2008年6月6日 06:00 ]

ピースデザイン(右)と併せ追い切るジョリーダンス

 ジョリーダンスの猛烈なハードトレに、追い切り後はどよめきが起こった。柴山(レースは安藤勝)を背にWコースでピースデザイン(6歳準オープン)との併せ馬。3コーナーすぎで内に入ると実戦さながらの叩き合いになった。脚色は外ピースが優勢だったが、ジョリーも内で徹底抗戦。結果、ジョリーが頭差遅れたが、時計を見てビックリ。5F61秒6~1F13秒2。デビュー26戦目で究極の最高時計だ。堀師は「予定通り。前走(ヴィクトリアマイル7着)は直線で詰まる不利もあって、ダメージもなかったし…。普通の稽古では前走も思ったほど体が絞れてこない。それで一段と強くビシッとやった。これで気持ちも体もリフレッシュできたと思う」と納得の表情で語った。

 昨年3着の実力馬。力を出し切ればV争いの力を秘めている。堀師は「ダイワメジャーは出てこないし、メンバー的には今年の方がチャンスだと思う」とはっきり勝算を持っている。

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2008年6月6日のニュース