（５）ブラックシェル

　関西勢ではブラックシェルが決戦の地へ一番乗り。午前５時に栗東を出発し、同１１時前に東京競馬場入りした。馬房に入るなり、干し草をパクついて元気いっぱい。黒野助手は「後藤さんが栗東に来て返し馬までイメージして乗ってくれた。持久力のある馬なのでスタミナ比べの消耗戦になってくれれば２０００メートルを走ってきた経験が生きる」と笑顔。不完全燃焼に終わった皐月賞のうっ憤を晴らす腹づもりだ。