典ちゃんのプログレス/NHKマイルC

[ 2008年5月11日 06:00 ]

 【3連単ナビ】昨年のこのレースは3連単973万馬券の大波乱。主役を演じたのはブービー17番人気でアッと驚く追い込みVを決めたピンクカメオだった。カメオと同じ国枝厩舎から今年、トライアルを勝って堂々と駒を進めてきたのがサトノプログレス。国枝師も「昨年と比べて自信があるかと言われれば、そりゃあるに決まってるよ」と苦笑いだ。

 「(横山)典ちゃんが育ててくれた馬」。国枝師は以前からプログレスを評する際、そう言い続けてきた。初勝利はマイペースの逃げ切り。2勝目の500万条件は一転して中団から外を回しての差し切りだった。そして前走のNZTは馬群の内の好位で脚をタメて内ラチ沿いから抜け出す教科書通りの競馬。実戦でいろんな勝ちパターンを教え込みながら、きっちり結果も出してきた。
 デビューからの7戦で先着を許した馬は6頭。フサイチアソート、ニシノエモーション、マイネルチャールズ、アサクサダンディ、ショウナンアルバ、スマイルジャックと後に重賞で首位争いをしている強豪ばかりだ。戦ってきた相手を考えれば、今回はG1といえどもくみしやすいメンバー。横山典が「どんな競馬でもできるのが強みだし、馬場状態も一切気にならない」と称賛する同馬にとって、経済コースを難なく走れる最内枠は絶好。名手のさばきが加わればVロードは自然と開ける。(1)の1頭軸マルチで(5)(9)(15)(17)36点。(ナビ班)

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2008年5月11日のニュース