クオリア“最後の切符”GET!/京都新聞杯

[ 2008年5月11日 06:00 ]

京都新聞杯はメイショウクオリア(右)が優勝

 京都新聞杯は、好位を追走したメイショウクオリアが馬場の真ん中を抜け出して重賞初制覇、ダービー(6月1日)へ名乗りを上げた。

 3頭が並んだゴール前。頭だけ前に出ていたメイショウクオリアの鞍上、岩田にはどこまで行っても抜かせない手応えがあった。「切れる脚もあったし、かわされそうになってからもしぶとかった」と笑顔を見せた。今回の勝利で獲得賞金は3600万円。厩舎初のダービー出走を確実にした西橋師は「新馬の時から期待していたけど、秋ぐらいに良くなるのかなと思っていた。(前走騎乗の)武豊君と岩田君が2人とも“乗りやすい”と言ってくれた。そこが一番の成長点でしょう」と満足そうに振り返った。
 ▼メイショウクオリア 父マンハッタンカフェ 母アンノウンウォーターズ(母の父ラーイ)牡3歳 栗東・西橋厩舎所属 馬主・松本好雄氏 生産者・北海道浦河町富田牧場 戦績6戦3勝 総獲得賞金8166万9000円 重賞は初制覇。西橋調教師はプリモディーネの桜花賞以来9年ぶり3度目の重賞勝ち。

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2008年5月11日のニュース