シグナルまさに叩き一変!/皐月賞

[ 2008年4月17日 06:00 ]

 叩き一変。ドリームシグナルにはスプリングS時の重苦しさがどこにもない。坂路で単走追い。最初の1Fを14秒1で入り、2F目から12秒6―12秒6―12秒4とコンスタントに12秒台のラップを刻んだ。開門直後のクッションのいい馬場状態を考慮しても、4F51秒5は優秀。手綱を取った酒井学のジャッジも上々だ。「先週が持ったままで53秒台。今週はゴール前で仕掛け、ラストをしっかり追いました。いい反応だったし動きは良かった」。2カ月の休み明けだった前走・スプリングSをひと叩きしたことで脚さばきは軽く、気持ちも前向きだ。

 シンザン記念(1着)で豪快な追い込みを決め、3番人気に支持された前走は道中抜群の手応えだったため、外からまくるように進出。直線伸び切れず6着止まりだった。西園師は「結果的にきれいに乗ってしまったね。タメて行けば切れる馬。今度は2000メートルだしジョッキーもそのあたりは考えてくるでしょう」と2度目の騎乗になる吉田隼の手綱に託す。
 シンザン記念の勝ちっぷりに変わり身を加味すれば…。逆転Vのチャンスは膨らむばかりだ。

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2008年4月17日のニュース