万哲 万券使者ペガサス/スプリングS

[ 2008年3月23日 06:00 ]

万哲は、前走で万券をプレゼントしてくれたレインボーペガサスに再び◎を打った

 新たな強敵が出現しない限り、馬券で世話になった馬は狙い続けるのが礼儀だと思っている。ならば中山11R・スプリングSは前走・きさらぎ賞で、当コーナーに“21万馬券”(3連単)をプレゼントしてくれたレインボーペガサスに感謝の◎。フロック視されている向きがあるのか、人気が沸騰してないのもうれしい。

 一見平凡に映る前走の1分48秒8が嫌われるようなら好都合だ。前開催の京都は雨や雪にたたられ、7週目のきさらぎ賞の頃には芝はかなり荒れていた。好時計が出ていた東京と比べれば、芝1800メートルでは大げさではなく1秒以上の“馬場差”があった。こと、時計面では上回る共同通信杯組(1着ショウナンアルバは1分47秒6)に力で劣っているわけではない。父アグネスタキオンはもちろん、母系も芝の活躍馬で固められているのは前走時にも触れた。タキオンはこの中山で弥生賞、皐月賞V。祖母ユキノローズにいたっては、今回と同舞台の中山芝1800メートルで86年中山牝馬S優勝。血統的には、中山の鬼?の可能性すらある。新コンビの内田を背にした1週前追いが坂路4F52秒0。今週は51秒2の好時計と引き続き動きは上々。極端なスローは考えにくい顔ぶれだけに前走の決め手が再び生きる。馬単(8)=(10)(8)=(2)に(8)から(16)(3)(7)(13)。3連単は(8)の1着固定で(2)(3)(7)(10)(13)(16)へ30点で夢馬券をもう一度。
 阪神11R・阪神大賞典は京都記念(2着)に続き、アドマイヤフジに◎。前走時の動きも迫力満点だったが今週も文句なし。前走の20キロ増は本格化の証だろう。母アドマイヤラピスは97年ステイヤーズS2着の実績があり、切れ+スタミナも兼備。馬単(11)=(9)(11)=(3)に(11)から(7)(1)(12)(13)。3連単は(11)の1着固定で(1)(3)(7)(9)(12)(13)へ30点。(小田 哲也)

続きを表示

2008年3月23日のニュース