亀井正貴弁護士 高校生死亡の磐越道バス事故、学校側の責任は「かなり大きいと思う」理由も説明

[ 2026年5月7日 10:42 ]

テレビ朝日社屋
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 元大阪地検検事の亀井正貴弁護士が7日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)にリモート出演。福島県郡山市の磐越自動車道上り線で、マイクロバスがガードレールに衝突するなどし新潟市の北越高の男子生徒1人が死亡した事故について言及した。

 レンタカー業者からのバスのレンタルなどを手配した新潟県五泉市のバス運行会社「蒲原鉄道」は7日までに、学校側との金銭的な取り決めは「実費のみだった」と明らかにした。福島県警は運転手などの手配の詳細を調べる。

 同社によると、学校側から予算を抑えたいとの要望があり、レンタカーで対応したとしている。同社の営業担当が、知人を介して運転手に依頼したが、直接の面識はなく事故歴などは把握していなかった。バスのレンタルに当たった同社の営業担当は、レンタカー業者に対し、運転手本人の免許証ではなく営業担当の物を提示していた。

 事故は6日午前7時40分ごろに発生。バスには男子ソフトテニス部の部員ら21人が乗っており、死亡した男子生徒(17)を除き15~17歳の男子生徒5人が重傷を負った。運転手の男性を含む13人が軽傷で2人はけががなく、バスの負傷者は18人だった。さらに、事故に巻き込まれたワンボックスカーの女性ら2人を含め計20人が負傷した。

 番組では、バスは白ナンバーのマイクロバスで、運転手には学校側が報酬を払うことになっていたと伝えた。 

 亀井氏は、運転手に対する法的問題について「運転手が白バス行為にあたるかどうかがポイントになる」とし、「道路運送法違反にあたる可能性がある。違反する可能性があるのは、主体となるのはあくまで運転手です。自家用自動車は有償で他人を送迎したりすると違反になる可能性があります」と指摘。

 羽鳥慎一アナウンサーが「バス会社と学校の責任についてはいかがですか?」と聞くと、亀井氏は「運転手が白バス行為にあたる場合は、バス会社は白バス行為のほう助にあたる可能性がある。一方、白バス行為にあたらない場合はバス会社に法的な責任を問うのは難しい」と自身の見方を述べ、「マイクロバスの運転者が有償でやっているということを知って、例えばレンタカーを貸し出すとか、あるいは紹介するとか、そのことを知っている関係者というのはほう助にあたる可能性があるんです」と説明した。

 羽鳥アナの「ドライバー歴なんかは把握していなかったということですが、この点についてはいかがですか?」には、「この点については、まず白バスか白タクかという観点については、運転歴の把握に関係なく、有償かどうか知っているか、ほう助にあたるかどうかの問題。ただ運転歴を知らないということに関しては、紹介者としての道義的な責任は出てくると思います」と答えた。

 また、学校の責任について、亀井氏は「かなり大きいと私は思います。というのは、やはり生徒を預けるのであれば、ちゃんとした免許を持ってやっているバス会社にしないと、例えばバス会社では運行管理者を設定して運行計画とか運転手のチェックとかをちゃんとしますので。それがされてないということを認識しながら生徒をそこに委ねたという行為の責任は私は大きいと思いますね」と自身の見解を述べた。

 さらに「学校側がいわゆる白バス、白バスかも知れないという認識だとしたら、学校側もほう助になるわけですよね。そして、大事なポイントは白タクとかいう話になってくると、自賠責保険は別としまして任意保険の適用については免責の可能性が出てくるので、そのへんのところをちゃんと把握したうえでやる責任というのは学校にはあると思いますね」と話した。

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