「JAPAN JAM」運営「悔しさと力不足を感じた」強風影響でステージ破損でDay3中止 心境つづる

[ 2026年5月6日 14:46 ]

Jフェス公式X(@rockinon_fes)から

 ロッキング・オン・ジャパン企画制作のフェス「JAPAN JAM」や「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」の公式Xが6日に更新。Jフェス総合プロデューサーの海津亮氏が5日に全日程を終えた「JAPAN JAM」を振り返った。

 「参加者の皆さん、出演アーティストの皆さん、本当に感謝です。そして悔しいです。JAPAN JAM 2026を終えて」と書き出して「スカパラにGENとTAKUMAとキヨサクが加わって、中央グラウンドまでぎっしり埋まった参加者と一緒に迎えた多幸感満載の大団円は、この数日間の僕の疲れを吹き飛ばしてくれました。とてもJAPAN JAM 2026にふさわしい感動のエンディングでした。しかしその手前で、とても悔しさと力不足を感じた今回でもありました」と回想。

 「5月4日未明、SUNSET STAGEの屋根を形成している強化ビニール状の天幕が破けました。前日朝からずっと続く強風が原因でした。早朝会場に向かおうとホテルで支度をしている最中にかかってきたスタッフからの電話は、もう一日なんとかもってくれ、と祈っていた自分を絶望的な気持ちにさせました。一箇所破けた天幕は強風を受け続けると裂け目がどんどん広がっていきます。その事によって剥き出しになった機材が飛んだり、幕の破片自体が飛んだり、SUNSET STAGEやその周辺エリアに人を入れる事は不可能になります。もちろんそれはあってはならない事です。なんとか復旧させる方法が無いかステージスタッフと協議しましたが、あの強風の中でスタッフを屋根の上に上げる事は出来ません。その日の開催は断念せざるを得ませんでした。また同じ中止にするにしても、地方から遠征される人を考慮するなら前日に方針を決定するのがセオリーです。それも出来ませんでした。ギリギリまでの可能性の追求と、一方で客観的な見極めのバランスが甘かったのだと思います。自然と向き合う野外イベントの厳しさを思い知らされた瞬間でもありました」と悔しさをにじませた。

 また「この日のチケットは早々にソールドアウトしており4万7000人の方々が来場予定でした」とし「ゴールデンウィーク中いちばんのイベントとして楽しみにしていた皆さんには本当に残念な思いをさせてしまいました。申し訳ありません。もちろん強風は不可抗力という側面もあるでしょう。中止は英断だった、と評価してくれる声がある事も承知しています。だから悔しいというのが正直な気持ちです」と謝罪もつづった。

 「前日の5月3日も終日強風が吹く中での開催になり、僕は朝の前説で『フェスは参加者が主役。この状況だからこそ参加者のみんなが理解して協力し合って、一緒に最高のフェス空間を作りましょう。』と言いました。みんながお互いを尊重するマナーで快適なフェスを守ってくれた事が本当に嬉しかったし頼もしかったです。演奏するアーティストも強風がマイクに吹き込んだり、ステージで立っているのも困難だったタイミングもあったと思います。完璧だとは言えない環境下での最高のパフォーマンス、それに応える参加者の歓声と笑顔。このフェスはとっても強い、と心底感動しました」とコメント。

 「中々風が弱まらない状況下、タイムリミットがある中、復旧に向けてスタッフも頑張ってくれました。もし想定よりも風が収まらなかったらその作業を断念し、5日のSUNSETの出演アーティストを他ステージに振り替えてタイムテーブルを変更するシミュレーションもしたのですが、発動せずに済んだのはスタッフが頑張ってくれたおかげです」と感謝も。

 「4日の早朝、開催中止を公式発表する直前に、すべての出演アーティストに連絡を取りましたが、皆さん口々に『大変ですね。頑張ってください。』と言っていただき本当に嬉しかったです。しかしこうした言葉に甘えず、より高い運営スキルを持ったフェスに成長出来るよう、努力を続けます。支えてくれた参加者の皆さん、出演アーティストの皆さん、そしてスタッフ、本当にありがとうございました」と締めくくった。

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