木村大作監督 新作は超豪華!主演級8人ズラリ 9年ぶり監督作で時代劇「腹をくくって」来年公開

[ 2026年5月2日 05:30 ]

9年ぶりとなる監督作「腹をくくって」を発表した木村大作氏
Photo By スポニチ

 日本を代表する映画撮影監督の木村大作氏(86)が1日、都内で会見し、9年ぶりの監督作となる「腹をくくって」の製作を発表した。

 主演の山崎賢人(31)をはじめ、北大路欣也(83)、渡辺謙(66)、阿部寛(61)、佐藤浩市(65)、松山ケンイチ(41)、松田龍平(42)、古川琴音(29)と主演級がズラリ。木村氏は「一番の売りはキャスティング。これだけの人が集まるのは、なかなかのもの。“よーい、スタート”をかければ出来上がる」と腕を撫した。

 愛読する山本周五郎の小説群から「あるアイデアを一つだけ使わせてもらった」という、木村氏のオリジナル脚本。江戸時代中期の富山藩を舞台に、敵討ち、暗殺、決闘の要素を盛り込んだ武家社会が描かれる。

 キャスティングに関しては、「プロデューサーは“大作さんはこれが最後だから出てください”と口説いたらしいが違う」とキッパリ。1年半ほど前に台本と撮影スケジュールを各俳優に送り、「今は俳優主導の映画作りになっている。“できないなら引き受けなくて結構”と言ったら、皆了解してくれた」と力説した。

 特に山崎については「純朴で非常にナイーブ。ある角度から見たら男の色気がある」と絶賛。1年ほど前から殺陣の稽古を重ねており、「黒澤(明)さんのような殺陣に迫りたい。正々堂々、正対して本当の意味での切り合いを見せる」と豪語した。

 「カメラマンの1本目から全部腹をくくってやってきた」という覚悟をタイトルに込めた。さらに、「今はやってはいけないパワハラ人生だったが、僕の良さでもある。それでも生き残ってきた」と自負をのぞかせた。

 撮影は今年10~12月に富山などでロケを敢行。公開は来年で「うまく伝わって、流行語大賞を獲りたい。コケたりしたら、日本映画も自分も終わり」と不退転の決意で臨む。だが「これが最後じゃないからな」と大作節がさく裂。「体力は相当落ちたが、年とともに気力はどんどん上がっている。あと2本はやりたい」と意気軒高だった。

 ≪著名監督 大御所が信頼≫木村氏は1958年に東宝に入社し、黒澤明監督の組に配属され「用心棒」(61年)などで撮影助手を務めた。73年「野獣狩り」で撮影監督としてデビュー。その後、森谷司郎監督、深作欣二監督、降旗康男監督らからの指名も多く、高倉健さん、渡哲也さん、吉永小百合(81)ら俳優からの信頼も厚かった。「監督は芝居を見て、画(え)は任せてほしい」という信念で、監督より早く「OK」を出してしまうこともあったという。日本アカデミー賞では、優秀撮影賞を史上最多の21回受賞(うち5回は最優秀賞)している。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

芸能の2026年5月2日のニュース